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女性向け11文章ブログ。無印初期メン多め。 はじめての方は「はじめまして」に目を通してください。
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ヘブン(ズタイム)状態!!
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所用で久々に帰った実家が街のほっとステーションになっていた件について。


トモコレとポケモンSSをモリモリやりすぎて楽しい日々を過ごしています。スパークには出られないのですが、皆さまが楽しまれることを願っております。まぁ盛り上がらないわけないですよね!
次のイベントは1月ですか。それには一般でも参加できたらなーと思っています。見事にイベント慣れしてないので、とりあえず足を運ぶことから始めようかな、なんて・・。基本的にひとりでネチネチ考えたりオンラインのコンテンツを閲覧したりで満足できてしまうオタクなので、もうちょっとガツガツ吸収した方が刺激を受けられるのかなーと思いつつ、なんにもしないままいます。怠惰ですみません。皆さまの情熱と貪欲さにあたまが下がります。まじリスペクトです。
とりあえずスパークが成功しますように!皆さまのレポを心待ちにしています。
あとアニメはワンセグで見ましたが、女子が空気だったのであんまり内容覚えてません。覚えてるのは寺門がいいやつだったのと滞空時間が長すぎることくらいです。あと佐久間はなにを堂々となつみさんの隣にすわってるんですかね。目金の隣でいいじゃん。胸いっぱいにシャンプーの香りを嗅いでなにをするつもりなんでしょう。帝国は三マネに加えてとこリカ、さらに瞳子監督を見て内心すげーテンション上がってると思います。
ここから先は蛇足ですが、他校非イケメンキャラすきな方ってどのくらいいらっしゃるのか気になってます。野生のサルとか武方三兄弟とか・・・さすがにいらっしゃいませんかね!でもサルだいすき!



拍手も毎日たくさんありがとうございます!すごく嬉しいです!
ところで10月のあたまの方に、拍手文についてコメくださってた常連さま、スルーまじですみません踏んでください・・・。くださるコメントの内容を見る限り、わたしと親友になっていただけるのではないかと思っています。毎回ニッチかつピンポイントな目の付け所ありがとうございます。


最近冷えますので、どなたさまにおかれましてもどうぞ風邪など召されませぬようお気をつけください。
それでは。



秋になると急速に空がたかくなるのを、影野はこのもしいと思っている。夏の暑さでだらだらと弛緩しきった風景が、しゃんとしよう、と意思をもって動きはじめるみたいな、コーヒーを飲んだばかりの受験生みたいな雰囲気がいい、と思う。夏の終わりはいろいろなものの終わりだ、と感じるのもこんなときだ。蝉が鳴かなくなり、店頭からすいかや花火が消える。なにかが終わり、そしてまた新しくはじまる季節。影野にとって秋は不思議に厳粛な季節なのだった。通学路にある生木のベンチはもやもやと日なたくさく、苔むした足元に気のはやい落ち葉がふうわりと吹きだまっている。
部活では宍戸が華奢な、というより明らかにほそすぎる二の腕をさすりながら、最近さぶくないっすか、と言うので影野はくちびるをほころばせる。気温の変化に敏感なひとは、ひとの気持ちにも敏感なのだ。小春日和には決まって狂い咲く、やさしい植物たちみたいに。軟弱だと言いながら、染岡がそのうしろあたまを張り飛ばす。染岡はまだ夏の風情をしっかりと漂わせていて、ユニフォームなんかわざわざ肩までまくり上げている。影野は困ったようにわらい、もう秋だからね、とひとりごとみたいに呟いた。染岡さん見てるとよっけさびーっすよ。宍戸が愚痴っぽく言いながら、ぐしゃぐしゃに丸めてあったジャージに腕をとおす。うるせえとまたあたまをはたいて、染岡は肩を怒らせたままグラウンドへ行ってしまった。影野の隣で宍戸は寒そうに肩をすくめて洟をすすっている。風邪を引いたのかもしれない。
いろいろなものが終わってゆく瞬間を見届けるのは、ひどくさびしくて胸がいたい。ぐたりとあたまを垂れ、枯れて腐るのを待つばかりのひまわりや、濁ったまま置かれるプールの水。秋は厳粛だ。厳粛でさびしい、葬送の季節。羽が葉脈みたいにぱりぱりに透けた蝉の死骸が、丸めた足を天に向けて横たわっている。グラウンドの隅に指先で穴を掘って埋めてやった。添える花もないので、せめてきれいに土をかけてやる。影野、と声をかけられ、手を払いながら立ち上がって振り向くと染岡が不思議そうに眉を寄せて、なにしてんだ、とひくくたずねる。なんでもないよ。正直にそう言うと、染岡はきゅっと目をほそめて、言いたいことを我慢しているみたいな顔で影野をじっとにらんだ。半袖のシャツからつき出した染岡の腕は、夏を確かに残している。弔辞を読むうつろな背中のような、それには耐えきれないと思った。もう帰ると言うと、染岡はなにも言わずに自分が先に立って歩き出す。影野は足をはやめて染岡を追い抜いた。空の向こうのほうが燃えるようにあかい。
染岡は鈍感だ。やさしいくせに気づきはしない。いつまでも咲けないつぼみのような、傷んだままだらしなく実りつづける果物のような、それはひどく息のつまるやさしさだった。そして染岡のそんなやさしさを、息がつまるなどと考えてしまう自分に影野はひどく落胆する。追い抜いた瞬間に染岡はどんな顔をしただろう。傷んだ果物ならもいで棄てられるのに、咲けないつぼみなら水をあげられるのに、どうしてそれが染岡にはしてあげられないのだろう。と思った。やさしくないのは百も承知で、でも、それでも。影野は思う。ぶれてしまったら終わってしまうのだ。いつだって、関係なしに消えてしまうものだってあるのだ。
染岡はいつもくるしいみたいな顔で影野を見ている。こわいかなしいつらい顔の染岡。その顔を見てしまうと、その無遠慮なくらいに痛々しい目を見てしまうと、それだけで影野はもうなにも言えなくなってしまう。まるで夜露に濡れた落ち葉の、踏むとしわりと沈むさびしい感触のように、染岡のまなざしはそれだけで影野の芯をしわりときしませる。なにが欲しいのかなんか言わなくてもわかってる、とでも言いたいような、親密さはおもたい沈黙にかき消されてゆくだけだというのに。それを見てみぬふりをする、染岡の視線はとめどない河に似ている。ふたりを閉じ込めて逃さない、ゆけば帰れぬ死出の河に。それに呑まれることは、たぶん自分にはできないのだと影野は知っていた。だからさびしいのだと知っていた。染岡が望むようには、どうしたって自分は生きられないのだ。そんなことはもう十分に気づいていた。染岡がこわいかなしいつらい、くるしい顔をしなくたって。
携帯がわなないた。次から次から、途切れることなくメールがやってくる。くろくつるりとした塊は、影野のてのひらの中で瀕死の蝉のようにもがき続けた。脳裡をどろりとした、倦怠に似たものが満たす。送信アドレスは全部おなじもので、次々にやってくるそのアルファベットの羅列は劇薬のタブレットだった。影野にとって、必要でないものものだった。指先がつめたくかたまる。受け取ったメールを削除しようとしたとたん、すとんと電源が落ちた。がちゃがちゃと画面上に無数のアイコンが点滅し、やがてまっくろに動かなくなる。充電の切れた携帯を手にしたまま、影野はなにもない虚空をぼんやりと見上げた。消すことさえもかなわない、鮮やかすぎる、それは、まぎれもない悪意だった。かなしいことに、それは希望にすら似ていたのだ。あまやかに絶望をまとわせたまま、そうであるようにと願わせてしまう、ほどには。






死出の河
影野。
壁山イベントCGゲットしたでござるよの巻。






















くて それでもあなたは言うのでした出会わなければよかったなんて言わないと言うのでした
わたしはといえばその頃には病み疲れて色褪せてしまった爪先を引きながら 結び目のよれた旗を掲げるただそれだけのいきものでした あなたは信じないのにわたしはボウバクとながいながい道のりの果てばかりをおぼろな夢に魅ながらあなたが信じることやものが脳をぶすぶすにくたすのを黙って待つ ばかりの いきものでした
あなたはこまどりのような賢しい目をしてわたしのことを見るので わたしは奪はれないように言葉を盗むのです あなたの中にある見るに耐えないくさぐさのくろい渦をわたしだって見ないふりをするのですから 気づいてくれさえすれば終わってしまうものをあなたはいつまでも続けますわたしはあなたのそういうところこそを目映いと思うのですから 出会わなければよかったなんて言わないと嘯くあなたの背中はさえざえとどんなにかうつくしかったことでしょう さぶしかったことでしょう
あなたが知るものをわたしにも分けてほしいのですそしてわたしが知るものをあなたにも分けてあげたい 闇や痛みを分かちてわたしたちはもう進むしかないと思うのです おかしなことだと思うでしょうか
こんなにも棄てたい棄てたい棄てたいと願ったうっそりと寒いひそやかな長門峡で わたしがなりたいものはあなたの心臓をつらぬくロオビン・フッドでした わたしが燃やしても枯らしても愛しても忘れてもあなたは信じないのに
ああ
信じないのに


親愛なるコックロビンへ



PS、最近おいしいケーキを食べていません。今度ご一緒いたしませんか






あなたを棄てたい長門峡の十月三日は風がつめたくて、棄てるものなどなにひとつ持たない横顔ばかりを凛と愛します。
塔子。
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無印雷門4番と一年生がすき。マイナー愛。

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